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【経験者が語る】二世帯住宅のメリット・デメリット|施工前から実際に生活してみて気づいたこと。

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我が家は二世帯住宅で、私たち夫婦、娘3人(小1、2歳、0歳9ヶ月)、私の両親の計7人+犬1匹で住んでいます。
今回は自分の両親と住む二世帯住宅のメリット、デメリットについてご紹介します。

我が家の二世帯住宅の間取り

まずは家の中を紹介します。
玄関は共同です。

二世帯住宅の玄関

玄関

2階に外階段をつけることも考えましたが(私の従兄弟の家は外階段があり、夜遅い帰宅がある際はおススメされました)、
雪国の外階段は危険かつ玄関スペースをとるのがもったいないと考えたため、
1階の玄関と下駄箱収納のスペースを大きめにとることで共同としました。

1階では主に両親が過ごしています。
キッチン&ダイニングとリビングが一つ部屋としてあり、
姉夫婦とその子供たちが遊びに来たときや来客にも対応できる広さを確保しました。

【二世帯住宅】一階のキッチン&ダイニングとリビング

私達夫婦は共働きで私の仕事の帰りが遅いため、夕食は1階で食べることが多いです。
階段下に物置スペースをとり、掃除用具や備品やお米などを収納しています。

【二世帯住宅】階段下の物置スペース

【二世帯住宅】階段下の物置スペース

両親の寝室(ウォークインクローゼットあり)は姉と子供たちが泊まりにきた際はロールカーテンで仕切れるようL字型になっています。

トイレは今の時代、二世帯住宅じゃなくても同居世帯では上下階にあるのも珍しくなくなりましたね。
お風呂は共同ですが、洗面台は脱衣所には置かずにトイレ前の廊下の一部に置きました。

二世帯住宅のお風呂と脱衣所

お風呂と脱衣所

夫や成長した思春期の子供たちが脱衣所で歯磨きや洗顔をする私の両親とブッキングしないようにです。

二世帯住宅の1階廊下にある洗面台

1階廊下にある洗面台

2階は私達の居住スペースです。

キッチン&リビングに6畳の部屋が2つ併設、3畳の防音趣味室(ピアノなど楽器練習が気兼ねなくできるように)、寝室、トイレがあります。

2階のこだわりは、洗面台&洗濯機&室内干しの部屋を一室設けたことです。

二世帯住宅の二階の洗面台&洗濯機&室内干しの部屋

二階の洗面台&洗濯機&室内干しの部屋

出勤や通学前の朝の洗顔や歯磨きは洗面台の前が渋滞しますよね。
洗濯物は私や夫が好きな時間に使え、どんな物でも気兼ねなく洗濯して干せます。

二世帯住宅を建てる際に考えたのは、夫と私の両親が出来るだけ気を使わずに過ごせるようにすることでした。
他人と暮らすのって気になることだらけですよね。 食事の時間、食べ方、食器の洗い方、片付け方、起床や就寝時間など。
キッチン、トイレ、洗面台、洗濯機を各階に設置することで、親世帯と子世帯が必要時には干渉せずに生活できています。

二世帯住宅を建てることになった経緯

二世帯住宅を建てたきっかけは、

  • 子供が産まれたこと
  • 父の定年退職
  • 母が亡き祖父から土地を相続する

という3つのイベントが重なったことでした。

当時、私達夫婦は東京に住んでおり、
結婚したばかりで賃貸マンションに住んでいました。

この時点で母は亡き祖父からの土地を相続しており、
父が定年退職したら退職金でその土地に引っ越すことが決まっていました。

さて、そんな中私は第一子を妊娠。

地方出身者の私達夫婦は今後の住む場所に悩みました。

  • 子供の学校はどこにするのか
  • どのように通学するのか
  • 保育園はどこにしようか
  • 熱がでたらすぐ迎えに行ける場所を探さなければいけないだろうか…。

それらを踏まえて定住先を考えなければ、と。

ある日、母から電話がきました。

「共働きで子育てしながらの生活は大変でしょう、家を建てる予定があるからどうせなら二世帯住宅にして一緒に住まないか?
親戚も誰も頼る人がいないよりは、地元に戻ってくれは自分たちも子供の面倒をみれるから」

との事でした。

メリット

父母と近すぎず遠すぎずの絶妙な距離感がGOOD

家が建った当初、
父は再雇用で働いており私達夫婦との朝の支度時間が重なっていたので、
トイレと洗面台が別々にあって楽でした。

更に、仕事に備えて寝る時間が早かったので両親は夕飯の時間が私達より早く、
食事も上下それぞれで用意して食べていた為、お互いの生活が良い意味で分離できていました。

父が再雇用も終わり、完全に退職してから子供が2人目、3人目と産まれた事と私の残業が増えた事をきっかけに
今では夕飯を1階で一緒に食べるようになりました。

子供たちも祖父母と関わる時間が多くなる事でとても懐いています。

住宅ローンの支払い負担が半分になる

私の場合、土地は母が祖父から相続している場所のため、私の払う費用は家のみです。

塀や庭などの外工費も母親の支払いでした。
年間110万円以上は贈与税が発生するため、名義と支払い者には気をつける必要があります。(夫婦間は心配ないようですが、親子の場合は気をつけるよう会計士さんにアドバイスを頂きました。)

家の費用は3500万円となり、半分は父が退職金で現金払い、残りの半分を私がローン払いとなりました。
一軒家を自分たちで建てるより共同出資者がいるのでお得ですよね。

お金を半々で出し合っていることから、家の名義も半々にしました。

固定資産税は父と私の両方が記載されて請求されます。
今後父が亡くなった時を考えると、相続税がかからないよう私のみの名義にすると良かったのかもしれませんが、
父が固定資産税を払ってくれていることなどから贈与税も考えつつ共同名義としています。

ローンの額をある程度高くしておくことで、住宅ローン減税を上手く利用して節税対策をとりました。
減税対象は10年間なので、10年間は返済し過ぎない額で設定しました。

同居の父母は困った時の頼りになるアドバイザー

まさに年の功ですよね。
突然の冠婚葬祭の相談(お金、服装やマナー)、車のトラブルがあった際にすぐ解決策を教えてもらえます。

特に車社会の地方では、車のトラブルはつきもの。
これから出勤だ、って時にまさかのエンジンがかからない!車が壊れた!と慌てて父を呼んだところ、
バッテリーが上がったと(バッテリー切れってことですかね)言われました。

これが噂のバッテリー上がりか、と思っている間にケーブルを持ってきて父の車と私の車に繋げ、あっという間に回復。

自分も車を使うから貸せないと言い、このままガソリンスタンドに行って(朝早い為にディーラーやカーショップは開店しておらず)
バッテリーが弱ってないかチェックしてもらうよう言われて事なきを得ました。

父母に子供が懐きやすく、預けやすい。

毎日顔を合わせる為、祖父母に懐きやすいです。

懐きすぎるあまりに、子供たちは都合が悪いことがあると「下に行ってくる」と逃げることも(汗)

しかし急な体調不良で仕事中に幼稚園や託児所から呼び出された時には預ける際もぐずらずに済むので、 後ろ髪引かれることなく仕事に集中できます。

病院に連れて行けるようにもなり、普段の様子もお医者さんに説明できます。

自分が病院など用足しの時には子供たちもすんなり私を見送ってくれます。

夫も好きな時にキッチンで料理をするようになって大助かり。

二世帯住宅を建築中は私の実家に同居していました。

その際、夫は

  • 調理器具を戻す場所がわからなくなる
  • 自分が作りたい時にキッチンを使われている
  • 遅い時間にキッチンを使って物音をたててうるさくすると申し訳ない

と料理をする際に葛藤がかなりあったようです。

それが二世帯住宅となった今は仕事から帰って来て私達が寝静まった時に料理をし、
翌朝のご飯やお弁当の具材を作ってくれるようになりました。

時々洗い物が残されていますが、それも気兼ねなくやっているからでしょう。

デメリット

ここからは生活していく中で感じているデメリットにも触れていきたいと思います。

  • 自分の親との同居なら気を使わなくていいから楽でしょ?
  • いつでも子供をみてもらえるから自分の時間が沢山あるからいいじゃない。

と思ったそこのあなた!私もそう思ってたんですけど、意外と辛いこともあったんです。

今回は自分の両親と住む二世帯住宅のデメリットについてご紹介します。

最初に揉めた施工会社決め

会社決めでまずつまずきました。
私の両親が特に大手は人件費がキッチン掛かっている分割高だ、毛嫌いしていたからです。

建築士の資格を持つ叔父が横から色々と大手の噂を教えてくれるため、
両親は大手の会社へのマイナスイメージがとれませんでした。

結局、最後は職場の人が実際に家を建て紹介してもらった大手さんと
二世帯住宅を建てた従兄弟に紹介してもらった地元の工務店さんを比べ、
地元の工務店さんに決まりました。

決めては建築士さんと会話したときの印象(大手さんには失礼ですが、態度が上から目線だったのがマイナスポイント)でした。

地元の工務店さんは従兄弟の二世帯住宅を建てた実績もあり、
知り合いがいるから融通が利くと両親も思ったのでしょう。

設計の段階での間取り決めでも揉める

アパートやマンションに住んだことのない私の両親と賃貸暮らしに慣れている私達夫婦。

間取り決めの際に、両親は長年の知識と経験から悩みに悩んでいました。

狭い部屋は嫌だ、部屋が暗いのは嫌だ、収納スペースはどうしたものかと。
かたや私達夫婦はとくにこだわりは無く、既存の部屋に自分達が合わせても構わないスタイルで、
トイレ、洗面台、洗濯スペース、キッチンが2階にあれば工務店さんの良い提案を受け入れる次第。

困ったことに1階の間取りが決まらないと水まわりなどの関係者で2階の間取りが決まりません。

日曜日のせっかくの仕事の休みを間取り決めの時間に割いているにも関わらず、
話が進まないためついに私のみの怒りが爆発。

「1階の間取りが決まるまで私は話し合いには行かないから!時間がムダだ!」

と大人になって初めて両親に怒鳴りました。

実際に生活してみて気づいたデメリット

収納スペースはあるとその分だけ物が増えるから、
わざわざ専用のスペースを作らない方が良い。

これまた建築士の叔父がアドバイスしました。

どうしても2階は1階よりもとれる面積が少なくなってしまいます。 坪単価を55万以下にしたい、という両親の希望もあり収納スペースはかなり削られました。

母は自分が嫁入りの時に持ってきた箪笥だけはどうにか持って行きたい、
ということで相応のウォークインクローゼットが寝室に設けられましたが、
私達の2階には寝室に2畳程度の小さなウォークインスペースがある他は収納スペースといえる場所がありません。

建てた当初は子供が長女一人でしたが、今は子供が三人になり、服やおもちゃなど物の置き場所に困っています。
もう少し収納スペースの確保を考えれば良かったと思っています。

親と夫との板ばさみ

少なからず夫と自分の親達はお互いに不満が存在していると思います。

他人同士が住むのですから、仕方がありません。
直接言ってしまうと不快に思われてその後の生活がギクシャクするのを回避するためか、
事あるごとに夫も両親も私を通して直して欲しい事を言うのです。

夫が寝室でエアコンをつけっぱなしにしているから電気代が高くなるぞ、
とか私の親子が子供たちがアイスと言ったり駄々をこねるとすぐ食べ物を与えてしまうとか。

「実家に帰らせていただきます」の「実家」がない。

自分の両親と二世帯住宅あるあるの一つですね。
今住んでいるところが実家となるわけですから。
正直何度も夫と顔を合わせたくないと思うことがあります。
子供の面倒をみずに寝ていたり、片付けてもすぐに散らかす癖に物が多いことのは私のせいだと言われたりすると腹が立ちます。
私がいない生活を味わってみろ!と思うのですが、実家がありません。

まとめ

二世帯住宅を建てて4年が経とうとしています。

両親が介護が必要になっても対処できるようお風呂の洗い場は2畳と広めにしていますし、
現時点でリフォームの必要性はあまり感じていません。

二世帯住宅のデメリットは構造の問題より夫や両親との関係が主です。
みんなで楽しく生活するためには心配りは必要ですね。

ただ、仕事をするママさんにとって、二世帯住宅はとてもメリットの多いことだと思います。
子供たちもおじいちゃんやおばあちゃんと過ごしていく中で親から教われない何かを得られているのではないでしょうか。

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